中小零細企業の賃金制度設計メニュー・考え方
現状を素直に見つめるところから始める
御大層な評価シートで計らなくても、社長の頭の中には既に順番が決まっている。
その理由をあとからつければ良い。
「うちの会社では何故あいつを高く買うのか、何故あいつはダメなのか。」これがきちっと説明できて、給与に反映するものであればそれで良い。
それに対して旧来の評価方法は
1.成績・情意・能力などの評価項目をあらかじめ設定しておく。
2.「普通」を中心に「優秀」か「劣る」かを採点⇒社長の思いが反映されない
3.その結果を点数化し、集計して評価
評価は結局、主観なのです。どうすれば納得性が高まるかという問題なのです。
その過程で従業員と価値観のぶつかり合いは、大歓迎。しかしどうしても従業員が納得いかないというなら、残念ながらその会社にとっては合わないわけですから、コア人材になりえないでしょう。長い目で見れば、別れるのがお互いのため。
無理やり合わそうと教育するコストは中小零細企業にはもったいない。合う人間を探してきたほうが早い。
社長の主観にすこしスパイスを加えることによって、シンプルだけど納得しやすい賃金、評価制度が出来上がります。
当事務所はこのスパイスをご提案します。